乾燥加工

無機材料と木材の低温受託乾燥

受託乾燥 

濡れ材料粉末、水を含んでいる脱水品材料や固形物含水品(無機材料粉末・石・粘土鉱物・木材を受け入れ、乾燥品として出荷させていただく業務となります。 
入れ時点の水分2070の材料を乾燥後水分0.5%未満の実績がございます。乾燥後の水分を測定します。他には滅菌目的の加熱処理も承っております。 

90℃低温乾燥設備 

ステンレス1.8m×1m×高さ30cmのパッド301.5m×1m×高さ10cmのパッド14枚を灯油熱風発生器を使用した乾燥室に入れ室温90乾燥します。 
1バッチ処理量は乾燥重量で、約8,000kg64時間の実績がございます。材料の比重により1バッチ処理量は変化しますので、詳しくはお問い合わせください。作業前にステンレスパッドは水洗い清掃します。乾燥室の内部サイズは縦6.5m 2.9m 高さ3.3mとなります。 

90℃低温乾燥のメリット 

粘土鉱物に含まれる結晶水は残ったまま乾燥できます。時間をかけて乾燥する事で、乾燥物の表面と内部が均一な乾燥状態となります。
常温との温度差が少なく急な温度変化がないので、ひび割れなどは起きにくいです。90℃低温乾燥では乾くだけで、焼けてしまうわけではないので、物性の変化がありません。再び水に濡らすと、粘土の粘性特性は乾燥前の状態に戻ります。10kg未満の試作テストも承っております。 

MAX200℃電気乾燥機 

ステンレスパッド30枚設備の1枚に5kg程の材料を入れ乾燥する事ができます。150kg程の材料乾燥であれば1度に処理する事が可能です。乾燥温度は200℃以下なら可能で、例えば150℃に設定し加熱処理できます。 
作業前にステンレスパッドは水洗い清掃します。 

150℃加熱処理のメリット 

雑菌が死滅するのに150℃あれば十分と言われております。加熱処理による雑菌の少ない材料加工のご依頼についてもお問い合わせください。10kg未満の試作テストも承っております。 

MAX300℃電気乾燥 

内容量1リュウベ程度のステンレス張りの内張りに、3段のステンレス製パンチング棚が入るタイプの乾燥・加熱処理設備です。乾燥温度は300℃未満であれば可能です。 
ステンレスパッドでは入らない5cm角以上の大きい物の乾燥に適した設備です。作業前には内部清掃を行います。